唾液のチカラと虫歯の関係
こんにちは、岡町駅徒歩4分にある『なかふじ歯科クリニック』歯科衛生士の小北です^^
今回は『唾液のチカラと虫歯の関係』についてお話しします
唾液の働きのうち、虫歯を抑制する作用には、、、
①自浄・洗浄作用:粘膜や歯の表面を覆い、咀嚼時に食物を付着しにくくしたり、洗い流したりする
②pH緩衝作用:唾液中の重炭酸塩により、プラーク中のpHが急激に低下するのを防ぐ(pHとは、酸・アルカリの度合いを示した数値。唾液の酸性度が高い(唾液のpHが低い)と、お口の中の環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解しやすいことが知られています)
③再石灰化作用:唾液中のカルシウムやリン酸塩などのミネラル分が、歯を修復する
このようなことから唾液量の減少や唾液の能力低下により虫歯のリスクが高まります。
若年者の虫歯では原因となる糖の摂取頻度や量が虫歯の活動性に影響を受けやすく、一方高齢になると唾液が減少する人が増え、唾液の変化が虫歯にダイレクトに影響するようになります。
予防対策としては、糖の摂取量のコントロールをすること、食事の際に良く噛んで食べ、食間にもシュガーレスガムを噛み刺激時の唾液を頻繁に出させることをおすすめします
シュガーレスガムについて気になる方はスタッフまでお気軽にお尋ねください^^