JACID総会受講してきました
こんにちは。
豊中市岡町にある「なかふじ歯科クリニック」院長の中藤です。
11月10日休診日は、先日まで受講していたJACIDというインプラントの勉強会のグループで行われ特別講演を聞いてきました。
アメリカでインプラント(特に骨を造る分野で)の最先端を走っていらっしゃるBach Le先生が「インプラント治療のための予知性の高い顎提造成術とは」という題目でお話ししてくださいました。
日本では、なかなかお話しを聞かせてもらうことができないため、大変貴重な講演でした。
インプラント治療は、現在、残念ながら歯を残すことができず抜かないといけない歯がある場合ブリッジや入れ歯に代わる方法として数十年前から行われてきました。
ただ、インプラント治療とは、骨に金属のネジを入れ、人工の根として使う治療法ですので骨がなければ骨を造らなければいけません。
ただ、歯を抜いた場合、放っておくと、骨は痩せてくるため、骨を造るということは自然の流れに逆らう治療法であると考えます。
そこで、先人の偉大な先生方が色々な方法・材料を用い試行錯誤して骨を造る努力をしてきました。
そうして、昨今、これといった確実な方法はいまだ確立させれていないとは思いますが、できるだけ侵襲・リスクが少なく骨を造れる可能性がより確実に近い方法ができてきたと思います。
今回講演してくださったBach Le先生ならびに、JACIDの施設長でもある堀内先生が骨を造るということみスポットをあて、より確実に骨を造るための考え方、どういったことに注意すればいいか等をたくさんの症例とともに講演してくださいました。
今後のより、質の高い治療をご提供できるよう努めていきたいと思います。